やまどり舞う(ラブルスカ)
やまどり舞う(ラブルスカ) 3,326円
(yamadori-mau-labrusca)
産地 | 日本>山形県・青森県 |
生産者 | カーブドッチワイナリー |
ぶどう品種 | スチューベンを主にラブルスカ系品種数種 |
タイプ | 赤ワイン・辛口 |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 10.5% |
その他 | やまどり3部作の「舞う」はスティル・濁り無し |
このワインについて |
鳴く(1気圧・薄濁り)、飛ぶ(4気圧・濁り)、に続く3部作の最後は舞う(スティル・濁り無し)です。 品種の構成は以前のものと同じですが、ベースとなるスチューベンのマセラシオン期間が長いロットを使用しているのでボリューム感が強くなっています。 トップに来るのはピンクグレープフルーツやイチゴのニュアンス。口に含むと程よいボリューム感があり、最後は心地よい酸が喉の奥へと抜けていきます。 生食ぶどうの可愛らしさを前面に出しながらワインとしてのバランスが整っていて、ブレンドの面白さを感じます。 昔から造られてきた生食ぶどうと初めて本気で向き合ったやまどり3部作。 その結果は大きな可能性を感じさせるものでした。 伝統的なワインと全く異なるベクトルなので新しいマーケットを創出するかもしれません。 自分たちが造る意義がある、そう強く思います。 その一方で現在全国の農家の平均年齢は66歳。このワインの原料となっているぶどうは東北の農家さんのものですが、10年後20年後にどれだけ畑が残っているのでしょうか。 畑を残し続けるために自分達は何ができるのでしょうか。 普段は自社農園と契約農家のぶどうばかりを扱う自分としては何かと思う事が多いワインでした。どうぞお楽しみください。(醸造責任者:掛川氏コメントより) |